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顔認証徘徊防止システム

2ヶ月毎の頻度で特に朝、夕方の時間帯に認知症患者にあたる方が離院する事象が発生していました。

総合病院のため、さまざまな来院の方がいるため、センサーを持たせ出口でブザー検知のシステムを導入したが、対象者がいない際にもブザー検知が発生する誤検知や、本人がセンサーを持たない課題がありました。

一度離院してしまって、気付いてからスタッフ総動員捜索し多大な時間と労力をかけていた経緯がありました。

徘徊行動に至る可能性がある患者様はセンサーを持たないとしても、誤検知が発生していたため、検知による信用性がないものだった。有用な徘徊対策を模索する中で、顔認証を利用したカメラシステムがあることを知り、

地上出入口4ヶ所に導入する経緯に至りました。

徘徊行動を行う恐れのある方、認知症を患っている方の正面顔画像を登録することで、出口に近づくと顔認証によって検知。

検知アラートを看護室各フロアに設置しており、看護長、副看護長は携帯端末でメール通知を受け取る流れを構成。

その結果、導入後徘徊行動によって総動員で捜索する事象の発生を2度防止に成功。

対象者の人命や看護スタッフの労力を考え、顔認証による徘徊対策は有用だと実感している。

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